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魅力あるホームづくりを目指して(イリス北8条 施設長 乾剛師)

カテゴリ:職員ブログ

魅力あるホームづくりを目指して

イリス北8条 施設長 乾剛師

イリス北8条 施設長 乾剛師

2025年は、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる年で、超高齢化社会になると予測されています。

現状の高齢化の進行と同時に、サービス付き高齢者向け住宅を中心とした高齢者向け住宅が急増し、入居促進のために各社で競争が激化しています。

情報化社会である現在、消費者がたくさんの情報を容易に得ることができる中、高齢者向け住宅・サービス事業においても、一層の商品差別化が必要とされ、ホーム選択においては、その質が問われてきています。そのような状況において、各事業者はいかに顧客から選ばれるホームになるかを常に考えて奮闘していますが、その取り組みは様々です。

まず始めに、「顧客満足度向上」への取り組みです。人的サービス、物的サービスのそれぞれの要素において、顧客ニーズを的確に把握した上で、サービス内容を検討し、サービス水準の維持・向上を図っていかなくてはなりません。さらに、顧客満足度向上と同時に不可欠なことは、働く職員の満足度です。福祉事業のサービス内容は、ほとんどが人的サービスであり、それを提供するのは、「人」です。全ては「人」であるということをベースに、まずは職員の満足なしには、良いサービスは提供できません。職員のモチベーションが向上することで、最終的に顧客満足度向上につながると思います。また、福祉業界の雇用状況については、離職率が高く、現在人手不足が生じているホームや事業所が多く、人材の安定的確保と定着、人材育成が重要課題であると言えます。職員の満足度向上と人材確保・定着への取り組みとして最も重要なことは、「風通しが良く、公平感があり、働きやすい職場環境の整備」だと思います。その一環として、現場での意見や課題、悩み等が法人内の上層部にまで風通しよく伝わり、各現場の状況がある程度、常時把握できるための仕組み・環境づくりが必要です。

この先も様々な世代の方がホームに入居されますが、世代が変わるとニーズも変わってきます。また、一人一人のライフスタイルの多様化により、多種多様なニーズへの対応が更に必要とされ、これからの高齢者像・ニーズをいかに予測できるかが、各事業者にとっての今後の鍵になってくると思います。

ご入居の方にとって、入居後の「安心感」・「充実感」、事業者の「透明性」は、非常に大事な要素です。一度入居したらずっと住み続けられる安心感の確保、各入居者のホーム生活における充実感の堪能等が求められます。安心感の確保においては、事業者のコンプライアンス(法令遵守)も欠かせません。高齢者向け住宅事業や介護保険事業では、これらの事業に沿った様々なコンプライアンスが要求されます。入居者、職員、法人全体を守るためにも、コンプライアンスの徹底が重要です。透明性については、事業者がオープンな姿勢を示し、経営の透明性向上に努めることが大切だと考えます。

この事業では、関連法令・制度の定期的な改正による影響があるため、どのような状況になっても一早く変化に適応できる柔軟性を持ち、常に情報・知識を蓄え、新しい視点と先見の目を持った経営が必要になってくると思います。

これからも、より良い運営を心掛け、ご入居の方からは「ここに入居して本当に良かった」、職員からは「ここで働いていて本当に良かった」と、一層感じてもらえるよう、魅力あるホームづくりを目指して尽力していきます。